リウマチとは
リウマチとは、関節や筋肉、骨、靭帯などに炎症を起こし、腫れや痛みを伴う自己免疫疾患です。その中でも代表的な関節リウマチは、関節の内面を覆っている膜に炎症が起こることで発症します。原因は不明ですが、細菌やウイルス、ストレス、喫煙、出産などが発症に関係していると考えられています。
リウマチの症状
リウマチの症状は、関節の腫れ、痛み、朝のこわばり、変形、皮下結節(リウマトイド結節)、貧血、血管炎、間質性肺炎、目の炎症、だるさ・疲労感などがあります。
骨や軟骨の破壊が進むと、関節の機能が損なわれ、手指や足指に慢性関節リウマチ特有の関節変形が起こります。また、関節の症状が進むにつれて関節と関節の間の筋肉が衰え、日常生活に支障をきたします。
リウマチの治療
リウマチの治療は、薬物療法を中心に、リハビリテーション、手術療法などを必要に応じて組み合わせて行うのが一般的です。
もしリウマチの症状が出ても、治療を定期的に受けることで生活の質は改善します。治療によって寛解に入った後も、治療を継続することで寛解を維持することが大切です。